アレルギーの成因としての心理・社会的因子
このような心身症の成立ちと、いわゆるアレルギー疾患の成立ちには、お互いに重なり合う部分があるのでしょうか。
ある日本人医師らは、いわゆるアレルギー疾患とされている病気にみられる身体症状には、
1.主として抗原抗体反応にもとづいて起こっていると思われるもの
2.抗原抗体反応にもとづいていると思われるが、心理・社会的な因子によってひき起こされる身体的変化に強く影響されていると思われるもの
3.抗原抗体反応にもとづかずに、主として心理・社会的な因子によってひき起こされた身体的な変化にもとづいていると思われるもの
・・・などがあると考えています。
一般に、アレルギー疾患は、疲労したときに起こりやすく、またひどくなることが多いものです。
有名なセリエ博士のストレス学説によると、ストレッサー(それが物理的なものであれ、心理的なものであれ)にさらされると、副腎の方に強い影響が出るのだそうです。